痛みとの決別~五十肩を自宅で改善 !





 五十肩とは・・・
まずは、五十肩とはなんなのかを紹介しますね^_^

 肩が痛いといえば、普通はすぐに肩こりを思い浮かべます。
そのせいか、『五十肩』と『肩こり』を混同する人も多いのですが、この二者はまったく違うものです。
『肩こり』は首のつけ根の筋肉の疲労が原因で起こり、『五十肩』は肩関節の周囲の炎症が原因で起こる疾患です。

  【首の痛みと間違えやすい 】

  五十肩と思い診察してみると、首のほうに原因があったという例もよくあることです。
逆に「首の病気では」と来院した患者が、実は五十肩だったという例もしばしば見受けられます。
首と肩を間違う患者が非常に多いという傾向があります。

では、こうした間違いはなぜ起こるのでしょうか?
その原因は、そもそも五十肩という病気が正しく定義されていないことにあると思われます。
五十肩とは正確にどういう病気なのか、諸説があります。

  《五十肩の定義 》
骨折や脱臼をした覚えもないし、リウマチのような病気もない。すなわち外傷や特別な病気がないのに発症します。

 【50歳代に起こりやすい 】

 まさに「五十肩」の病名の由来となるわけですが、だいたい40歳代後半から始まって50歳代にピークを迎え、60歳代までは見られます。
不思議なことに20歳代、30歳代には五十肩は起こらないのです。 70歳代、80歳代にもまずまれです。
もちろん、ほかの病気と同様、どんな人でも五十肩になる可能性があるのです。

 発症する割合は全人口のうち2~5%といわれます。
これは一生のうちに五十肩にかかる人の割合は100人のうち2~5人ということです。 意外に少ないとも多いとも感じますが、いずれにせよ五十肩は誰にとっても身近な病気だといえるでしょう。

 【肩から腕にかけての痛み 】

 一口に「肩」といっても、痛みの範囲は肩にとどまらず、肩から腕にかけて痛むのが特徴。
首から肩にかけての痛みを訴えてくる場合、これはほとんどが首に由来する疾患です。 首 ・ 肩 ・腕は近い位置にあるので、痛みを混同しやすいせいだと思われます。

また、左右の肩に同時に発症することは少なく、ほとんどはどちらか一方の肩に起こります。 ただし、左右が時期をずらして発症するケースもよくあります。

 【腕の動きが制限される 】
 
 腕を前や横から真上に上げる。それから、腕を外や内にひねる。
五十肩になると、特にこれらの動作が制限されます。 痛みをこらえれば腕がひと通り動かせるという場合は、五十肩とはいいません。

 痛みだけだと紛らわしい病気は多々ありますから、運動制限があるかないかが五十肩を見分ける大事なポイントだと覚えておいてください。

 【自然に治る 】

 これが不思議な特徴ですが、五十肩は誰でも時間が経てば治る病気なのです。
期間はおおむね半年から1年、個人差はあるものの自然に治っていきます。
ただし、「ほうっておけば治る」と軽く考えられては困ります。 確かに自然に痛みはとれますが、肩の動きは元通りにはなりません。
長い間放置しておくと、治ったあとで運動障害が残るので、適切な治療が必要。


  五十肩になる原因

 なぜ五十肩になるのでしょうか??
五十肩になる原因は、まだはっきりとわかっていません。

ただ、これまでの経験から腕を上げた状態で長時間作業をしたあとにおこりやすい病気だということはいえます。特に、樹木の手入れをしたあとや大掃除で高い場所を拭き続けたあとに発症することがよくあります。

物を持ち上げようとした瞬間や、テニス・ゴルフのスイングなどの最中に突然激痛に襲われて、それ以降、肩を動かすたびに痛むケースも多いようです。
また、無理な姿勢をとったり、打ち身を起こしたことから五十肩になったという場合もあります。
一説に糖尿病の患者に発症率が高いともいわれましたが、調査の結果、関連性はないことがわかっています。

 ここで“五十肩のメカニズム”を紹介します♪

 なぜ、五十肩が起こるのか、肩の仕組みについて説明します。
 一口に肩といいますが、これがなかなか複雑な構造をしています。 肩は、前後 ・左右に動くのはもとより、ほぼ360度にわたって回転でき、人体の関節の中では最も動く範囲が広い関節です。

しかし、こうした多用な動きに対応するために、肩関節の仕組みはかなり複雑なのです。 肩関節とは、腕の骨である『上腕骨』と、『肩甲骨』とのつなぎ目を指します。 
上腕骨の上端にある丸い『骨頭(こっとう)』は肩甲骨のくぼみにはまりこんでいます。 このくぼみは非常に浅くできているために、上腕骨の動く範囲が広いという反面、はまり方が浅いので、関節が不安定で脱臼しやすいという弱点があります。

 関節を取り囲む袋(関節包)がありますが、十分に強いとはいえません。 肩関節の周りは『肩甲下筋』『棘上筋(きょくじょうきん)』『棘下筋』『小円筋』という複数の筋肉が前から上、後へと順番に取り巻き、支えています。
これらの筋肉の周りには、『滑液包(かつえきほう)』という袋があって、潤滑油のような働きをする『滑液』をつくり、筋肉と腱の動きをよくしています。

さらに、肩甲骨と鎖骨はいくつもの靭帯でつながっています。 これらの筋肉はそれぞれ、コラーゲンの線維から成る『腱』によって、骨と連結されています。 腱は平べったい、板のような形をしていることから『腱板』と呼ばれます。
 この腱板は、関節を安定させるために役立っているのですが、この『腱板』が五十肩の発症にかかわっています。





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